たくさんの選択肢

問題を投げっぱなしでは、ちょっと無責任だと思うので、対処を考えてみました。

 

20代新卒の生意気なたわごとを聞いてください。

 

子供達にたくさんの道を見せてあげられるようになるための解決策提案。

 

-まず、部活動は他の機関等に任せる、もしくは顧問副顧問交代で観るようにしてはどうか。

問題点は先生たちが学校以外での経験が少ないことだと思います。学校形態や地域にもよりますが、多くの先生たちが朝から夜まで土日祝日なく働かなくてはいけない現状にあります。そんな状況では学校以外の経験が無さすぎて、もっと広い範囲の道を子供達に見せてあげることができません。部活動の時間の一部をもっと先生たちが自由に使える時間に当てて、学校以外の経験を積めるようにしてはどうでしょう。そうすれば、先生たちももっと広い視野でリアルな経験を伝えることができるのではないでしょうか。

ちなみにわたしは長期休みで先生達にバックパッカーになっていろんなところを見て、いろんな国から来たいろんな人と話ししてもらいたいなぁなんて思います。

 

-次に、先生になれる道をもっと増やす。

先生になる人の大半は教育学校もしくは大学の教育学部を出てそのまま先生になるという道を歩いてきていると思います。うちの教授に聞いたところ、それ以外で先生になれる枠は教育免許を持っていても、ものすごく少ないそうです。それでは、同じようなアイデンティティを持った人ばかりが先生になり、同じような道しか照らしてあげられることができないと思います。なので、起業したことがある人、一度企業で働いたことがある人など、いろんな違った経験を持った人が先生になれる道を増やすのはどうでしょうか。例えば、海外で働いたことがある人が先生になった場合。きっとそういう方々は人種国籍問わず様々な人に会っていて、"違い"をたくさん経験していると思います。だから、他の人とは違う道をもっと明るく、堂々と照らしてあげられるのではないでしょうか。

 

-個人事業主や起業家、会社など、社会で働く様々な人を招待し、リアルな話を子供達や先生方が聞く。

日本が大手主義なのは、まず会社で働く選択肢しか見えていない人が多いからではないかと思います。自分で起業するなんて道が、元から見えていない、もしくは自分には歩けない道だと思っている人が多い。だから就活で、意味のない変な競争や異常なまでのストレスがあるのではないでしょうか。わたしは会社で働くことがダメだと言っているわけではありません。「この会社のこんなノウハウが欲しくて、もっと大きなお金を使って大きな規模で○○○をやりたい!だから会社に入って会社を使うんだ!」て考え方なら大いにありだと思います。でも、そうでないのなら、自分でやっていくのも選択肢の一つなので、教えてあげられたらいいのではないかと。そこで個人事業主や起業家、会社など世の中で働く様々な人の意見や人生を子供達に聞かせてあげられたら、もっといろんな道をいろんな色で照らして、気づかせてあげる事ができるのではないでしょうか。

 

こんな事を、ここ一年くらい悶々と考えています。幸せに暮らせる人がもっと増えたらいいなぁ。わたしの考えすぎなのかなぁ、

先生は照明係

先生という職業には

幸せになるための道をライトで照らして子供達に見せてあげる照明係

のような役割があると思っています。

 

みんな同じ人生を歩む必要はないし、目標にたどり着く道は一つではないよ。それぞれ幸せに生きていければどんな道を歩いてもいいんだよ。途中で違うと思えば、ルート変更だってできるしね。あなたの幸せは何?将来何をして生きていきたいの?そっか、じゃあこんなルートがあるよ、こういうのもやりたいことに近そうだね。他にもこんな道があるし、あんな道もあるよ。

 

そんな風に先生たちがたくさんのルートをライトで照らして見せてあげられたら人と違う道を選ぶ事に恐怖がなくなって、自分らしく生きていける人が増えるんじゃないかなぁと近頃思うわけです。

 

でも、先生になる人の多くは、教育大学や、総合大学の教育学部を出て、そのまま先生になる人ばかり。だから、保守的な、普通とされる道しか知らないし、だからそういう道しか照らせない。

 

先生たちも一生懸命子供達と向き合って、先生という職業を愛している人達ばかりなのは分かっています。兄が公立中学の先生をしていて話を聞いているとすごく子供達への愛が伝わってきますし、朝から晩まで土日祝日もなく一生懸命働いています。わたし自身も先生方にたくさんお世話になり、どの先生も誠実に向き合って下さいました。

 

しかし、わたしが先生方に見せてもらった道は高偏差値の国立大学もしくは早慶→大手就職という道ばかりでした。地方公立や私立という道は3トーンも4トーンも暗いライトで照らされて、専門学校なんてほとんど見えませんでした。やりたい事を真剣に考えるより偏差値のことばかり考えていました。

 

自分の問題意識さえあれば、気づいた事なので全面的に人のせいにするつもりはないですし、別に今まで歩いてきた道を後悔もしていません。でも、他のオプションを知らなかったわたしとわたしの周りの人たちにとってはその道には何の疑問もなく、息を吸うくらい当たり前の事で……その道から外れればその道を行った人より下。人生終わり。そんな恐怖がありました。今思えば一種の洗脳のようなものです。

 

それが日本の教育になってるのではないか、だから学歴主義の大手主義になり、そこからはみ出してしまった人がコンプレックスを抱くのではないか。そんな風に思います。

 

もっといろんな道を見せてあげて、自分で生きることを教えてあげられれば、そういう教育を受けた子供達が大きくなった時、もっと柔軟な生きやすい、明るい日本になるんじゃないかな。

初めまして。

初めまして。
日々疑問に感じる事や自分の考えを発信し、意見交換できたらいいなぁと思ってブログを始めることにしました。


ブログをやるのは初めてではなく、留学中に一度やってます。
(多いのか少ないのかはわかりませんが、2017/3/20現在で7500viewくらい頂いてるくらいのものです。)
その時のようにマイペースな更新になると思いますが、よろしくお願い致します。
コメントやシェア等気軽にして頂けたら嬉しいです。

ブログのタイトルはlife n mig
migはスウェーデンでmeという意味で、
"人生とわたし"って意味で付けました。

では、軽く自己紹介をして初投稿は締めます。

日本の真ん中のちょっと外れで生まれ育ちました。関東圏の某国立大学で一応理系大学院生やってますが、あと数日で卒業します。大学2年生の時初めて行った海外旅行で外に興味を持つようになり、休みを利用して今まで行ったのは30カ国。旅行だけでは物足りなくなりスウェーデンへ一年間の留学。帰国して夏採用に参加するも日本での就職に違和感しかなく、2週間程度で就活を辞めました。いろいろ悩んだ挙げ句、卒業後はカナダのマニトバ州にあるウィニペグで働くことを決め、後数週間で渡加です。

では、どうぞよろしくお願いします。